よき羊飼い---『グッド・シェパード』
2007年 11月 04日
副題をつけるとしたら、「あるスパイの一生」ということになるだろうか。
CIA局員の半生を描いたものだが、まるでマフィアもの。
っていうかゴッドファーザー。
と思ったら、監督はロバート・デニーロで、製作総指揮はフランシス・コッポラ。
息子の花嫁を殺したのは、ウィルソンだったのか、KGBだったのか。
「オレとお前(ユリシーズ)で“解決”しよう}と言ったのが気になる。
ただ、マフィアじみた話でも、本人はあくまでもバスで通勤するサラリーマン、というところが、日本の公務員のようで、なんとも言えません。
私といわゆる「スパイもの」との出会いは007映画で、本はその原作シリーズ。
他にも何冊か、もっと辛口のスパイものは読んだ。
この映画は、その後者。
人間は、金で動くか。名誉、あるいは信念で動くか。
それは、まさに個人の問題で、その人の個性を見きわめられるかどうかが、若い人をリクルートする立場にある人の責任なのだろう。
簡単に善悪で断じられない世界。
それを大衆の目に触れるところで、娯楽として描くところに、この映画の意味があったのだろう。
グッド・シェパード | ウーマンエキサイトシネマ
CIA局員の半生を描いたものだが、まるでマフィアもの。
っていうかゴッドファーザー。
と思ったら、監督はロバート・デニーロで、製作総指揮はフランシス・コッポラ。
息子の花嫁を殺したのは、ウィルソンだったのか、KGBだったのか。
「オレとお前(ユリシーズ)で“解決”しよう}と言ったのが気になる。
ただ、マフィアじみた話でも、本人はあくまでもバスで通勤するサラリーマン、というところが、日本の公務員のようで、なんとも言えません。
私といわゆる「スパイもの」との出会いは007映画で、本はその原作シリーズ。
他にも何冊か、もっと辛口のスパイものは読んだ。
この映画は、その後者。
人間は、金で動くか。名誉、あるいは信念で動くか。
それは、まさに個人の問題で、その人の個性を見きわめられるかどうかが、若い人をリクルートする立場にある人の責任なのだろう。
簡単に善悪で断じられない世界。
それを大衆の目に触れるところで、娯楽として描くところに、この映画の意味があったのだろう。
グッド・シェパード | ウーマンエキサイトシネマ
# by yocco_9 | 2007-11-04 01:31 | ★★★